こうりゅうです。
さて、みなさんは「棟上げ」ってご存じですか。
基礎工事が終わり、木材を使って家の枠組みを組み上げ、一番最後に屋根の高いところに「棟木」と呼ばれる横木を取り付ける時点のことをいいます。
その「棟上げ」の流れや、準備品などを記録として書き残しておきます。
棟上げの日程はどうやって決めたの?
我が家では、まず、大工さんに棟上げが可能な日程を尋ねました。
その日程をお寺に尋ねて、良い日に棟上げを行うことにしました。
着工から一か月後くらいに棟上げでした。
事前に準備したものはなに?
大工さんへのお土産だったり、ご祝儀、また、逆に渡されるお祝い金などの対応で準備するものがありました。
我が家では「餅まき」をすることになったので、屋根からまく餅や5円玉・50円玉を準備する必要がありました。
ご近所さんからお祝いをいただく習慣もあるのでお返しの菓子折りや、棟上げ時に掲げると安産祈願になるというのでそのための「旗」なども準備しました。
少し詳しくまとめておきます。
大工さんへのご祝儀やお土産について
さて、「棟上げ」にはたくさんの大工さんや関係者が来られられます。
事前に何人来られるか把握しておきましょう。
1)ご祝儀について
棟梁に、集まる人数を尋ねると10人ということでした。
建築会社の社長、棟梁、大工の応援者7名、クレーン車の運転手です。
いくら包めばいいかわからなかったので、棟梁にたずねました。
「社長は2万円で、その他は5千円から1万円」ということでした。
その他の方をいくらにするか迷いましたが、社長と棟梁へは2万円、その他の大工さん7人とクレーン車の運転手さん1人には5千円にしました。
「餅まき」が終了後、帰るときに「ありがとうございました」と言って渡しました。
2)お昼のお弁当の差し入れについて
棟梁に相談すると「ほか弁とかコンビニの弁当、プラスして汁もの」ということでした。
少しだけ上等な1000円のほか弁を準備しました。それとお茶。漬物のオードブル。インスタントで汁ものです。
10時の休憩時にはジュースとお菓子とくだものゼリーを出しました。15時にも同じメニューです。
3)棟上げ後のお土産は?
お弁当(折詰弁当2500円)、ビール6缶、菓子折り(紅白饅頭の詰合せ2500円)を準備しました。
ご祝儀と一緒に渡しました。
餅まき用の餅はどれくらい必要?
さて、屋根から撒くお餅はどれくらい用意すればいいのでしょうか。
地元では、棟上げ時には屋根から餅を投げる「餅まき」を行います。
餅と一緒に5円玉や50円玉なども投げます。
子どものころは、よく家が建っていたので拾いに行っていた思い出があります。
田舎での賑やかなイベントでした。
「餅まき」の時間ですが、16時でした。
「餅まき」のうわさを聞き付けたご近所の方が「餅まきは何時からあるの?」と尋ねていたので、今思えば、何か貼り紙をして告知したらよかったと思います。
1)丸餅について
我が家は一斗(15キロ)準備しました。紅白の丸餅です。
田舎での賑やかなイベントでした。
1割ほど、大工さん用や予期せぬお客さん用でとっておきました。
翌日までは柔らかくておいしく食べれます。翌々日になると、少し硬くなります。
2)角餅
ふつうサイズの餅より大きな餅で、東西南北の四方に置きます。
この餅を拾った方はとてもラッキーです。
「餅まき」をする直前に四方に置きました。
最後の方に、拾う人がケガがないように「投げます!」と言って投げました。
3)その他、屋根から撒いたもの
5円玉、50円玉も屋根から撒きました。
そのまま撒くのではなく、赤い布を穴に通して結びつけた5円玉と50円玉です。
お菓子も撒きました。ポッキーとか100円くらいのお菓子です。数にして50個くらいです。
その他、準備したものは?
1)駄菓子とお餅のラッピング100セット
中身は駄菓子数個・お餅2個・50円玉や100円玉、500円玉で、透明のラッピング袋に入れました。
なんで作成したかというと、餅まきの雨の場合の対策と、屋根からまく量を減らして、その分配る事で餅まきに来た方がケガをするリスクを減らしたかったからです。
帰りに渡したのですが、評判が良かったです。
2)赤い手ぬぐい
大工さんや家族全員、首に巻いていました。
20枚くらい準備しました。
なかなかテンションが上がります。
ネットで購入しました。
1枚200円程度です。
首に巻いて汗を拭いたり、額にまいてハチマキのかわりにしたり
こんな時じゃないと、アントニオ猪木みたいなタオルは恥ずかしくて
使いませんが、気持ちは上がります。
ぜひ、棟上げをされる方は、「赤いタオル」必須アイテムです。
3)安産祈願の五色旗
棟上げの時に使用した五色の旗は安産祈願になるということで、棟梁に準備してもらいまいた。
娘が嫁入りの時に持たせます。
4)ご祝儀のお返し用の菓子折り
ご近所さんや親戚、友人たちがたくさんお祝いを持ってきてくれました。
そのお返しに菓子折りを準備しました。2500円程度の菓子折りです。
お祝いのビールや清酒もたくさんいただきました。
ありがとうございます。
まとめ
いかがだったでしょうか。
「餅まき」というイベントはとてもエキサイティングで楽しかったです。
僕自身も楽しめたし、来てくれたお客さんも楽しそうでした。
とても幸福を感じる1日でした。
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